広瀬君と井戸底が四角いので、大きく掘って石を積み上げていったんだなと話していたら、お住まいの方(だって大正生まれだものとおっしゃる元気のいい90歳)が昔は松の木を下に組んで、その上を石を積み上げていったと教えていただきました。木の上にがっちり石をのせていった方が安定するんですね。昭和25年(1950年)前後だとそうです。松の木を埋めるときに、「もうこの松の木達は、見られることはないのね。」と思ったそうです。
ちなみにコンクリートもホロホロでここまで劣化するのかな、手抜きかなと思ったら、昭和25年の物不足の時なので、こういう状態になったそうです。セメントがなかったわけですね。
ちなみにポンプをのせているコンクリートは、おばあちゃんが自作したそうで、土にコンクリートを流し込んで作成したそうです。かなりキッチリできていて、関心しました。